履修範囲を、臓器ごとに整理する
例えば循環器なら、生理学で扱った内容と、既に学んだ病理・薬理を照合します。未履修の内容を含む問題は、必要な基礎から先に学びます。
今学んでいる科目の理解を深めながら、英語の問題で知識を使う練習へ進みます。USMLEを受験するか決めていない方も対象にした指導設計です。
以下は指導方針と授業例です。対応できる単元を確認してご案内します。Step 1全範囲の受験対策として、現在受付中と示すものではありません。
シラバス、講義資料、指定教材、試験形式を確認します。ご自身のノートも使いながら、不足や誤りがあれば指定教材などで確かめます。履修していない内容を一律に先取りするのではなく、学んだ分野に対応する応用問題を選びます。
例えば循環器なら、生理学で扱った内容と、既に学んだ病理・薬理を照合します。未履修の内容を含む問題は、必要な基礎から先に学びます。
講師が、症状・検査所見・図表のうち、どの情報を判断に使うかを指導します。正解の知識だけでなく、選択肢を区別する条件まで解説します。
病態の理解不足なのか、関連する生理学・生化学が抜けているのかを講師が見極めます。必要な基礎へ戻った補講と、条件を変えた演習を組みます。
シラバスと指定教科書、講義資料を大学の試験対策の基本にします。講師が参照範囲を確認し、授業で省略された機序や、科目をまたぐ内容を補足します。
指定教材だけでは整理しにくい比較表、図解、口頭試験の質問、補充問題などを、その回の授業に合わせて用意します。演習で判明した弱点も反映します。
基礎医学の応用にはUSMLE Step 1の公式サンプル問題や対策問題集を、日本の国試対策には公開過去問や国試対策教材を使います。大学で学んでいる単元と、本人の目標に合わせて問題を選びます。
指定教材・外部問題集は受講者が利用できるものを確認します。必要な購入・利用料は事前に案内し、転載・画面共有等は各教材の利用条件に従います。授業用プリントは月額料金に含まれます。
公式資料:USMLE Step 1 Sample Test Questions、厚生労働省・医師国家試験の公開問題。Step 1の公式公開問題は「サンプル問題」として案内します。
公式の出題範囲を確認し、科目ごとに知識を整理し、臓器・病態をまたぐ問題でも使う練習をします。以下は試験の範囲です。すべての単元の教材が完成済み、または現在すべて受講可能という意味ではありません。
| 分野 | 割合の目安 |
|---|---|
| 発達・加齢Human Development | 1–3% |
| 血液・リンパ・免疫Blood, Lymphoreticular & Immune Systems | 9–13% |
| 行動・精神、神経・感覚器Behavioral Health, Nervous Systems & Special Senses | 10–14% |
| 筋骨格・皮膚・皮下組織Musculoskeletal, Skin & Subcutaneous Tissue | 8–12% |
| 循環器Cardiovascular System | 7–11% |
| 呼吸器・腎・尿路Respiratory, Renal & Urinary Systems | 11–15% |
| 消化器Gastrointestinal System | 6–10% |
| 生殖器・内分泌Reproductive & Endocrine Systems | 12–16% |
| 複数の臓器にまたがる病態Multisystem Processes & Disorders | 8–12% |
| 生物統計・疫学・集団の健康Biostatistics, Epidemiology & Population Health | 4–6% |
| コミュニケーション・対人技能Communication & Interpersonal Skills | 6–9% |
USMLE公式の分類を日本語で要約。割合は変更されることがあります。
生化学、微生物学、病理学の授業に関連づけて、反応や発症の仕組みを学びます。
代謝や生理学を学ぶ中で、栄養状態や年齢による違いも考えます。
症例の情報を読み取り、患者とのやり取りを考える演習を用意します。
計算だけでなく、研究結果や検査の数字を読み取る練習を別の単元として設けます。
出典:USMLE Step 1 Exam Content、Content Outline(2026)、Physician Tasks / Competencies。授業の組み方はMIRUNOTEの指導方針です。
末梢神経損傷を題材に、症例で示された運動・感覚の情報から障害部位を検討する演習に取り組みます。講師が、似た神経や損傷部位を区別する所見を解説します。
大学の試験に向けた学習内容 →大学の履修範囲に応じて、前負荷・後負荷・収縮性が異なる症例を検討します。症例の情報を図に置き換え、選択肢に示された変化をどう判断するか、講師が過程を解説します。
大学の試験に向けた学習内容 →酵素異常や栄養状態を題材に、症例・検査情報と代謝経路を対応させる演習に取り組みます。どの代謝物や症状が選択肢の識別に必要かを、関連する経路に戻って解説します。
大学の試験に向けた学習内容 →正常組織のどの構造が病態に関係するかを問う演習に取り組みます。基礎の組織像と症例の情報を結びつけ、履修済みの病理学へ関連づけて解説します。
大学の試験に向けた学習内容 →症例と病理所見から、想定する機序や類似疾患との識別点を判断する演習に取り組みます。講師が選択肢ごとの違いを比較し、症例で与えられた情報に基づいて絞り込む過程を指導します。
大学の試験に向けた学習内容 →薬を投与した後の変化や有害作用を題材に、作用機序を判断する演習に取り組みます。症例の条件からどの作用を検討するか、講師が生理学と薬理学をつないで解説します。
大学の試験に向けた学習内容 →症例の経過、曝露情報、検査所見から病原体を検討する演習に取り組みます。講師が判断に必要な情報を選ぶ過程と、候補から外す根拠を解説します。
大学の試験に向けた学習内容 →受容体や細胞内輸送の変化を題材に、実験結果から細胞の働きを考えます。対照との違いを根拠に説明し、結果だけでは決められない点も整理します。
大学の試験に向けた学習内容 →家族歴、遺伝子や染色体の検査情報から、遺伝形式と発症の仕組みを考えます。確率を求める問題では、設問で与えられた条件を先に言葉にします。
大学の試験に向けた学習内容 →感染歴や検査所見をもとに、自然免疫・細胞性免疫・抗体の反応のどこが関わるかを考えます。正常な仕組みに戻って、各選択肢を支持する所見と合わない所見を比べます。
大学の試験に向けた学習内容 →先天的な構造の違いが示された問題で、どの発生過程に関係するかを考えます。発生段階の模式図と成人の解剖図を往復し、構造と機能の関係を学びます。
大学の試験に向けた学習内容 →運動・感覚の所見から、経路のどこに変化があるかを考えます。左右差や交叉を手掛かりに、複数の候補を比較し、すべての所見に合う説明を組み立てます。
大学の試験に向けた学習内容 →循環・呼吸などで使う物理モデルを題材に、抵抗や圧力が変わったときの影響を考えます。単純化したモデルの予測と、生体で考慮する条件を区別します。
大学の試験に向けた学習内容 →研究の図表や検査結果から、指標を計算して意味を説明します。相対的な差と絶対的な差、関連と因果を区別し、数字だけで結論を決めない読み方を学びます。
大学の試験に向けた学習内容 →患者とのやり取りや意思決定の事例で、必要な情報と大切にする価値を整理します。対応の選択肢を比較し、相手の意向を尊重する理由を言葉にします。
大学の試験に向けた学習内容 →大学の試験形式に合わせた課題で、解答の根拠・図の読み方・時間の使い方を講師が確認します。
回答の不足を講師が指摘し、関連する機序を図や資料で補講します。
講師が英語で追加質問を行い、説明の順序、用語の正確さ、関連事項への対応を修正します。
今回の誤答原因に合わせ、指定教材の参照箇所と次回までの演習を講師が指定します。
120分(演習30分+授業90分)の配分例です。全時間、講師が同席します。大学の試験日と履修範囲に合わせて調整します。Step 1形式の演習は、教材と担当講師の対応範囲を確認してご案内します。
関連する単元の演習に加え、受験に必要な範囲全体を整理します。受験を希望する場合は、学習済みの範囲、受験予定、不足する分野を確認し、対応できる内容をご案内します。
日本の医師国家試験対策は、主に4〜6年生の希望者に勧めます。全員が両方の試験を目指す必要はありません。
参考:USMLE公式 Step 1 Exam Content。上記はMIRUNOTEの授業設計例で、USMLEによる認定・提携を示すものではありません。
講義の復習、試験までの予定、留学生活の不安。現在の状況を伺い、必要な授業と相談の進め方をご案内します。