薬理学 / Pharmacology
薬物群の比較、作用機序、薬物動態、有害作用を、関連する生理学とともに解説します。
Pharmacology / 薬理学の例題
英語の設問に答え、日本語・英語の解説で考え方を確認。
MIRUNOTE作成のオリジナル問題。
例題の解答・解説を読む
解き終わった問題の復習や、理由を確かめたいときに。各項目を開くと、設問・解答・解説・参考資料をまとめて読めます。
1. 半減期 — 解答・解説
In a one-compartment model, a drug follows first-order elimination with a half-life of 6 hours. After absorption is complete, its plasma concentration is 16 mg/L. With no additional dose, what is the concentration 12 hours later?
- 2 mg/L
- 4 mg/L
- 6 mg/L
- 8 mg/L
- 12 mg/L
正解:B. 4 mg/L
日本語の解説
12時間は半減期2回分。16→8→4 mg/Lとなる。一次消失では、同じ時間で減る「割合」が一定。
ほかの選択肢を確かめる
8 mg/Lは6時間後、2 mg/Lは18時間後。6や12 mg/Lは一定量を引く計算で、この一次消失モデルと合わない。
Explanation
Twelve hours equals two half-lives. The concentration falls from 16 to 8 to 4 mg/L. With first-order elimination, a constant fraction is removed in each equal time interval.
8 mg/L is the concentration after one half-life and 2 mg/L after three. Subtracting a fixed amount to obtain 6 or 12 mg/L does not follow the stated first-order model.
復習に使う資料
例題で練習する ↑2. 定常状態への変化 — 解答・解説
During a constant-rate infusion in a linear one-compartment model, the steady-state concentration is proportional to infusion rate divided by clearance. If clearance is halved and the infusion rate is unchanged, what happens to the steady-state concentration?
- It is halved
- It becomes one quarter
- It doubles
- It remains unchanged
正解:C. It doubles
日本語の解説
定常状態では投与速度と消失速度が等しくなる。C_ss=投与速度÷クリアランスなので、分母が半分なら濃度は2倍。線形動態という条件が必要。
ほかの選択肢を確かめる
半分・4分の1はクリアランスとの比例関係を逆にした答え。不変となるには投与速度も同じ割合で減らす必要がある。
Explanation
At steady state, the infusion rate equals the elimination rate. Since C_ss = infusion rate / clearance, halving clearance while keeping the infusion rate constant doubles C_ss. This result assumes linear pharmacokinetics.
A one-half or one-quarter concentration reverses the relationship with clearance. To keep the concentration unchanged when clearance is halved, the infusion rate must also be halved.
復習に使う資料
例題で練習する ↑学んだ内容を、自分で説明する。
大学で扱う薬物群ごとに、作用点、薬物動態、効果、有害作用を関連づけます。講師は同じ薬物群の共通点と、個々の薬で区別する事項を分け、試験範囲に応じた比較表を用意します。
- 作用点と作用機序
- 関連する生理・病態とのつながり
- 効果と有害作用の整理
授業では、自分で思い出す、図にする、問いに答える時間を設けます。講師と考え方を確かめ、説明しきれなかった部分を学び直してから、条件を変えた問題に取り組みます。
薬理学で学ぶ主な内容
薬物動態
吸収・分布・代謝・排泄、バイオアベイラビリティ、半減期、クリアランスを学びます。血中濃度の推移と投与条件の関係を図で整理します。
受容体と薬の作用
作動薬・拮抗薬、用量反応曲線、効力と最大効果を学びます。受容体への作用から、細胞・臓器に生じる変化を説明します。
薬物群の比較
自律神経、循環器、中枢神経、内分泌、感染症など、履修中の薬物群を学びます。共通の作用機序と、個々の薬で異なる特徴を分けます。
有害作用・相互作用
作用機序と有害作用、代謝や排泄と薬物相互作用を関連づけます。症例問題の年齢・臓器機能・併用薬など、判断に必要な条件を読み取ります。
考えて、説明して、解いて学ぶ。
知識を思い出す練習と、その知識を使って考える練習を組み合わせます。解答だけでなく、そこに至る理由も講師と一緒に確かめます。
作用を矢印で説明する
薬の標的から細胞の反応、臓器の機能、効果までをつなげます。同じ仕組みから生じる有害作用も一緒に考えます。
薬を比較表にする
薬物群の共通点、作用の違い、注意すべき条件を自分で整理します。講師の質問に答えながら、混同しやすい組合せを復習します。
曲線と症例を読む
用量反応や血中濃度のグラフを解釈し、条件が変わると何が変化するかを予測します。症例演習で、その考え方を使います。
口頭試験と応用問題で、理解を確かめる。
英語で説明し、追加質問に答える
例:自律神経薬理(Autonomic pharmacology)。受容体、標的臓器、生理作用を対応させて質問します。薬剤名を答えた後の追加質問まで扱い、関連する生理学の不足も補います。
知識をつなげて、問題を考える
薬を投与した後の変化や有害作用を題材に、作用機序を判断する演習に取り組みます。症例の条件からどの作用を検討するか、講師が生理学と薬理学をつないで解説します。
上記は授業での学び方の例です。解説は日本語または英語で行い、口頭試験の練習では大学で使う英語の用語・表現も身につけます。
こんな問いに、自分の言葉で答えます。
- この薬の効果を、作用する標的から説明できますか。
- 二つの用量反応曲線では、何が同じで何が違いますか。
- 症例のどの条件が薬の作用や濃度に影響しますか。
授業や試験について、
30分の無料カウンセリングでご相談ください。
講義の復習、試験までの予定、留学生活の不安。現在の状況を伺い、必要な授業と相談の進め方をご案内します。
