生化学 / Biochemistry
代謝経路の統合、酵素調節、臓器ごとの役割を、口頭試験と症例演習に関連づけます。
Biochemistry / 生化学の例題
英語の設問に答え、日本語・英語の解説で考え方を確認。
MIRUNOTE作成のオリジナル問題。
例題の解答・解説を読む
解き終わった問題の復習や、理由を確かめたいときに。各項目を開くと、設問・解答・解説・参考資料をまとめて読めます。
1. 酵素と活性化エネルギー — 解答・解説
An enzyme accelerates a reversible reaction without changing the reactants or products. Which property is reduced by the enzyme?
- The equilibrium constant
- The activation energy
- The free energy difference between reactants and products
- The energy content of the products
正解:B. The activation energy
日本語の解説
酵素は活性化エネルギーを下げ、反応が進む速さを変える。反応前後の自由エネルギー差や平衡の位置は変えない。
ほかの選択肢を確かめる
平衡定数、反応の自由エネルギー差、生成物そのもののエネルギーを変えることは酵素の働きではない。
Explanation
An enzyme lowers the activation energy barrier and increases the reaction rate. It does not change the free energy difference between reactants and products or the position of equilibrium.
The equilibrium constant, the overall free energy change, and the energy content of the products remain unchanged. The enzyme provides a faster pathway to the same equilibrium.
復習に使う資料
例題で練習する ↑2. 競合阻害 — 解答・解説
An inhibitor occupies the substrate-binding site of an enzyme. Which change is most likely to reduce its inhibitory effect?
- Lowering the substrate concentration
- Removing the enzyme
- Increasing the substrate concentration
- Removing all substrate
- Destroying the active site
正解:C. Increasing the substrate concentration
日本語の解説
基質と同じ結合部位を取り合う競合阻害では、基質濃度を上げると基質が結合する機会が増え、阻害の影響を弱められる。可逆的な競合を前提とした問題。
ほかの選択肢を確かめる
基質を減らす・除くと競合に打ち勝てない。酵素を除去したり活性部位を破壊したりすれば、反応自体が進まなくなる。
Explanation
In reversible competitive inhibition, substrate and inhibitor compete for the same binding site. Increasing substrate concentration increases the chance of substrate binding and can reduce the effect of the inhibitor.
Reducing or removing the substrate does not overcome competition. Removing the enzyme or destroying its active site prevents catalysis rather than restoring it.
復習に使う資料
例題で練習する ↑学んだ内容を、自分で説明する。
経路を個別に暗記しているために、代謝状態が変わると説明できない部分を扱います。細胞内の場所、調節酵素、ホルモンの作用を対応させ、講師が経路をまたぐ質問を用意します。
- 分子の構造と機能
- 代謝経路のつながりと調節
- 反応の意味を説明する練習
授業では、自分で思い出す、図にする、問いに答える時間を設けます。講師と考え方を確かめ、説明しきれなかった部分を学び直してから、条件を変えた問題に取り組みます。
生化学で学ぶ主な内容
生体分子と酵素
タンパク質・糖質・脂質・核酸の構造と役割、酵素反応と阻害を学びます。反応速度のグラフを読み、条件による変化を説明します。
エネルギー代謝
解糖系、TCA回路、電子伝達系、糖新生、グリコーゲン代謝をつなげて学びます。反応が起きる場所、エネルギーの出入り、調節点を整理します。
脂質・アミノ酸の代謝
脂肪酸の合成と分解、ケトン体、アミノ酸代謝、尿素回路を学びます。各経路を単独で覚えず、肝臓・筋・脂肪組織などの役割と関連づけます。
栄養・ビタミンと代謝調節
補酵素やビタミンの役割、摂食・絶食時の代謝、ホルモンによる調節を学びます。栄養状態が変わると、どの経路が働くかを考えます。
考えて、説明して、解いて学ぶ。
知識を思い出す練習と、その知識を使って考える練習を組み合わせます。解答だけでなく、そこに至る理由も講師と一緒に確かめます。
代謝の地図を作る
主要な経路を一枚の図につなぎ、共通する代謝物と分岐点を書き込みます。何も見ずに再現してから、抜けたつながりを講師と補います。
臓器ごとに説明する
食後と絶食時で、肝臓・筋・脂肪組織が何を利用し、何を供給するかを比較します。同じホルモンでも臓器によって反応が違う理由を考えます。
反応が止まった先を考える
ある酵素の働きが低下したとき、増える物質・減る物質を経路から予測します。症例や検査情報を読んで、予測と合うかを確かめます。
口頭試験と応用問題で、理解を確かめる。
英語で説明し、追加質問に答える
例:摂食時と絶食時の代謝(Fed and fasting states)。臓器ごとの役割と代謝経路の切り替えを問います。講師は反応名の羅列を、条件・調節・結果の順に整理し、大学が求める詳細さで英語の回答を組み立てます。
知識をつなげて、問題を考える
酵素異常や栄養状態を題材に、症例・検査情報と代謝経路を対応させる演習に取り組みます。どの代謝物や症状が選択肢の識別に必要かを、関連する経路に戻って解説します。
上記は授業での学び方の例です。解説は日本語または英語で行い、口頭試験の練習では大学で使う英語の用語・表現も身につけます。
こんな問いに、自分の言葉で答えます。
- この反応は細胞のどこで起こり、何のために必要ですか。
- 摂食時と絶食時で、この経路の働きはどう変わりますか。
- 酵素の働きが低下したら、どの物質の変化に注目しますか。
授業や試験について、
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講義の復習、試験までの予定、留学生活の不安。現在の状況を伺い、必要な授業と相談の進め方をご案内します。
