病理学 / Pathology
病因・形態変化・症例所見を関連づけ、類似した病態を区別する根拠まで指導します。
Pathology / 病理学の例題
英語の設問に答え、日本語・英語の解説で考え方を確認。
MIRUNOTE作成のオリジナル問題。
例題の解答・解説を読む
解き終わった問題の復習や、理由を確かめたいときに。各項目を開くと、設問・解答・解説・参考資料をまとめて読めます。
1. 細胞死 — 解答・解説
A normal developmental process removes unneeded cells through a regulated cell-death program. What is this process called?
- Hypertrophy
- Metaplasia
- Hyperplasia
- Apoptosis
正解:D. Apoptosis
日本語の解説
アポトーシスは制御された細胞死。発生や組織の維持でも不要な細胞を取り除くために働く。細胞死がすべて病的とは限らない。
ほかの選択肢を確かめる
肥大は細胞サイズの増大、過形成は細胞数の増加、化生は成熟した細胞型が別の成熟細胞型に置き換わる変化。
Explanation
Apoptosis is a regulated process of cell death. It removes unneeded cells during development and helps maintain tissues. Cell death is not necessarily a sign of disease.
Hypertrophy increases cell size, hyperplasia increases cell number, and metaplasia replaces one mature cell type with another.
復習に使う資料
例題で練習する ↑2. 細胞の適応 — 解答・解説
In an airway exposed to chronic irritation, a mature columnar epithelium is replaced by a mature squamous epithelium. Which term best describes this change?
- Metaplasia
- Hypertrophy
- Apoptosis
- Metastasis
- Hyperplasia alone
正解:A. Metaplasia
日本語の解説
化生は、ある成熟細胞型が別の成熟細胞型に置き換わる変化。細胞型の交代が記述されている点が決め手。
ほかの選択肢を確かめる
肥大はサイズ、過形成は数の変化。アポトーシスは細胞死。転移は悪性腫瘍が離れた部位へ広がることで、この所見だけでは示されない。
Explanation
Metaplasia is replacement of one mature cell type by another. The key finding is a change from columnar to squamous epithelium.
Hypertrophy concerns cell size and hyperplasia concerns cell number. Apoptosis is regulated cell death. Metastasis is the spread of a malignant tumour to another site and is not demonstrated here.
復習に使う資料
例題で練習する ↑学んだ内容を、自分で説明する。
疾患名と所見を一対一で覚えるだけでは区別しにくい病態を扱います。講師が病因、細胞・組織の変化、肉眼・顕微鏡所見を関連づけ、大学の出題範囲内で比較すべき病態を整理します。
- 正常と異常の比較
- 病態を成り立ちから整理
- 症例・設問で理解を確認
授業では、自分で思い出す、図にする、問いに答える時間を設けます。講師と考え方を確かめ、説明しきれなかった部分を学び直してから、条件を変えた問題に取り組みます。
病理学で学ぶ主な内容
細胞傷害と適応
可逆的・不可逆的な細胞傷害、壊死、アポトーシス、肥大・過形成などを学びます。原因と細胞の反応、形態の変化を順に整理します。
炎症と修復
急性・慢性炎症、関与する細胞とメディエーター、創傷治癒、線維化を学びます。時間経過によって反応や組織像が変わる理由を考えます。
循環障害と腫瘍
浮腫、血栓、塞栓、梗塞と、腫瘍の増殖・浸潤・転移を学びます。似た用語を区別し、発生する条件と結果を関連づけます。
臓器別の病態と所見
大学で扱う臓器ごとに、病因、発症の仕組み、肉眼・顕微鏡所見、症状をつなげます。正常な構造・機能と比べて変化を捉えます。
考えて、説明して、解いて学ぶ。
知識を思い出す練習と、その知識を使って考える練習を組み合わせます。解答だけでなく、そこに至る理由も講師と一緒に確かめます。
原因から所見までつなぐ
病因から細胞の変化、組織所見、機能低下までを矢印で表します。説明が飛んでいる箇所を講師と確かめ、基礎知識を補います。
似た病態を見分ける
類似する疾患や炎症を、発生部位、時間経過、細胞、形態で比較します。一つの特徴だけでなく、複数の所見から根拠を組み立てます。
症例から基礎へ戻る
短い症例や病理画像から、問われている機序を考えます。正解だけでなく、ほかの選択肢が合わない理由まで説明します。
口頭試験と応用問題で、理解を確かめる。
英語で説明し、追加質問に答える
例:炎症と組織修復(Inflammation and tissue repair)。関与する細胞や反応を、時間的な変化と結びつけて問います。講師は説明の抜けや因果関係の逆転を指摘し、必要な基礎知識を補います。
知識をつなげて、問題を考える
症例と病理所見から、想定する機序や類似疾患との識別点を判断する演習に取り組みます。講師が選択肢ごとの違いを比較し、症例で与えられた情報に基づいて絞り込む過程を指導します。
上記は授業での学び方の例です。解説は日本語または英語で行い、口頭試験の練習では大学で使う英語の用語・表現も身につけます。
こんな問いに、自分の言葉で答えます。
- この所見は、どの細胞・組織の変化から生じていますか。
- 似た病態と区別するうえで、どの情報が重要ですか。
- 病態が進むと、形態や機能はどう変わると考えられますか。
授業や試験について、
30分の無料カウンセリングでご相談ください。
講義の復習、試験までの予定、留学生活の不安。現在の状況を伺い、必要な授業と相談の進め方をご案内します。
