行動科学 / Behavioral Science
行動・心理の基礎概念を、医学の事例やコミュニケーションの場面と関連づけます。
Behavioral Science / 行動科学の例題
英語の設問に答え、日本語・英語の解説で考え方を確認。
MIRUNOTE作成のオリジナル問題。
例題の解答・解説を読む
解き終わった問題の復習や、理由を確かめたいときに。各項目を開くと、設問・解答・解説・参考資料をまとめて読めます。
1. 負の強化 — 解答・解説
A student starts using a reminder system because it stops an unpleasant warning tone. The student becomes more likely to use the system. Which learning process is illustrated?
- Positive punishment
- Negative reinforcement
- Negative punishment
- Extinction
正解:B. Negative reinforcement
日本語の解説
不快な刺激が取り除かれた結果、行動が増えているので負の強化。「負」は刺激の除去、「強化」は行動の増加を意味する。
ほかの選択肢を確かめる
正の罰は刺激を加えて行動を減らすこと。負の罰は好ましい刺激を取り去って行動を減らすこと。消去はそれまでの強化がなくなり行動が弱まる過程。
Explanation
An unpleasant stimulus is removed and the behaviour becomes more frequent. This is negative reinforcement: negative means removal, while reinforcement means an increase in behaviour.
Positive punishment adds a stimulus to reduce behaviour. Negative punishment removes a desirable stimulus to reduce behaviour. Extinction occurs when a previously reinforced behaviour weakens after reinforcement stops.
復習に使う資料
例題で練習する ↑2. 強化スケジュール — 解答・解説
A learner receives a reward after every five completed practice questions. Which reinforcement schedule is being used?
- Fixed interval
- Variable interval
- Variable ratio
- Fixed ratio
- Continuous reinforcement
正解:D. Fixed ratio
日本語の解説
一定の行動回数ごとに強化されるので固定比率。ここでは5問ごとという「回数」と「固定」に注目する。
ほかの選択肢を確かめる
間隔スケジュールは時間が基準。変動比率は必要回数が変わる。連続強化は行動のたびに強化されるため、5回に1回とは異なる。
Explanation
A reward follows a fixed number of responses, so this is a fixed-ratio schedule. Here the ratio is five completed questions per reward.
Interval schedules depend on time. A variable-ratio schedule changes the required response count. Continuous reinforcement rewards every response, rather than one reward for every five responses.
復習に使う資料
例題で練習する ↑学んだ内容を、自分で説明する。
講義で扱う理論と用語を確認し、事例に当てはめたときの違いを比較します。大学が求める説明の範囲と深さに合わせて指導します。
- 発達・学習・行動の基礎
- 心理社会的な背景
- コミュニケーションと倫理
授業では、自分で思い出す、図にする、問いに答える時間を設けます。講師と考え方を確かめ、説明しきれなかった部分を学び直してから、条件を変えた問題に取り組みます。
行動科学で学ぶ主な内容
学習・記憶・行動
条件づけ、強化、記憶、動機づけなどの基本概念を学びます。理論の定義を理解し、似た事例でもどこが違うかを比較します。
発達・ストレス・心理社会的背景
発達段階、ストレスへの反応、対処、家族や社会環境と行動の関係を学びます。背景を一つに決めつけず、複数の要因から場面を捉えます。
コミュニケーション
開かれた質問、傾聴、共感、相手の理解の確認を学びます。質問の仕方によって、引き出せる情報や伝わり方がどう変わるかを考えます。
倫理と意思決定
自律、同意、守秘、公平性などを授業の範囲に沿って学びます。事例の中で対立する価値と不足する情報を整理し、理由を伴って回答します。
考えて、説明して、解いて学ぶ。
知識を思い出す練習と、その知識を使って考える練習を組み合わせます。解答だけでなく、そこに至る理由も講師と一緒に確かめます。
理論を事例に当てはめる
提示された行動を、学んだ概念で説明します。似た理論を使った説明と比較し、どの情報が判断の根拠になるかを考えます。
会話を実際に練習する
短い対話を題材に、相手の話をどう受け止め、次に何を尋ねるかを練習します。講師と役割を交代し、言い方による違いを確かめます。
選択肢の理由を説明する
倫理・コミュニケーションの問題で、選ぶ対応とその理由を答えます。もっともらしい表現でも、場面に合わない理由を検討します。
口頭試験と応用問題で、理解を確かめる。
英語で説明し、追加質問に答える
短い場面を読み、本人の考えや背景を知るために何を尋ねるかを英語で答えます。質問の意図や、ほかの表現との違いまで説明します。
知識をつなげて、問題を考える
患者とのやり取りや意思決定の事例で、必要な情報と大切にする価値を整理します。対応の選択肢を比較し、相手の意向を尊重する理由を言葉にします。
上記は授業での学び方の例です。解説は日本語または英語で行い、口頭試験の練習では大学で使う英語の用語・表現も身につけます。
こんな問いに、自分の言葉で答えます。
- この場面で分かっている事実と、推測していることは何ですか。
- 相手の考えを知るために、どのように質問しますか。
- この選択で大切にする価値と、注意すべき点を説明できますか。
授業や試験について、
30分の無料カウンセリングでご相談ください。
講義の復習、試験までの予定、留学生活の不安。現在の状況を伺い、必要な授業と相談の進め方をご案内します。
