細胞・分子生物学 / Cell & Molecular Biology
細胞内輸送、シグナル伝達、遺伝子発現を、実験結果や図の読み取りと関連づけます。
Cell & Molecular Biology / 細胞・分子生物学の例題
英語の設問に答え、日本語・英語の解説で考え方を確認。
MIRUNOTE作成のオリジナル問題。
例題の解答・解説を読む
解き終わった問題の復習や、理由を確かめたいときに。各項目を開くと、設問・解答・解説・参考資料をまとめて読めます。
1. 分泌タンパク質 — 解答・解説
A cell produces a protein destined for secretion. Which route best describes its passage through the endomembrane system?
- Nucleus → lysosome → mitochondrion
- Rough ER → Golgi apparatus → secretory vesicle
- Golgi apparatus → nucleus → ribosome
- Mitochondrion → smooth ER → nucleus
正解:B. Rough ER → Golgi apparatus → secretory vesicle
日本語の解説
分泌タンパク質は粗面小胞体に結び付いたリボソームで合成され、小胞体内へ移行。ゴルジ体で修飾・仕分けを受け、分泌小胞で細胞表面へ運ばれる。
ほかの選択肢を確かめる
核はDNAを収める場所、ミトコンドリアは主にエネルギー代謝の場。これらを順番に通過する分泌経路はない。
Explanation
A secreted protein enters the rough endoplasmic reticulum during synthesis, passes through the Golgi apparatus for processing and sorting, and travels to the cell surface in a secretory vesicle.
The nucleus stores the genome, while mitochondria mainly support energy metabolism. Neither is a successive station on the conventional secretory pathway.
復習に使う資料
例題で練習する ↑2. DNA複製 — 解答・解説
During which phase of a typical eukaryotic cell cycle is nuclear DNA replicated?
- G1 phase
- G2 phase
- S phase
- Cytokinesis
- Metaphase
正解:C. S phase
日本語の解説
DNA複製は間期のS期に起こる。その後、G2期を経て分裂期へ進む。DNA量の倍加と細胞数の増加は別の出来事。
ほかの選択肢を確かめる
G1はS期前、G2はS期後。中期は複製済みの染色体が並ぶ時期。細胞質分裂は細胞を分ける過程。
Explanation
Nuclear DNA replication takes place during S phase of interphase. G2 follows S phase, before mitosis. Doubling DNA content and increasing cell number are separate events.
G1 occurs before S phase and G2 after it. At metaphase, already replicated chromosomes align. Cytokinesis divides the cytoplasm.
復習に使う資料
例題で練習する ↑学んだ内容を、自分で説明する。
細胞の働きを、分子の動きや実験結果と結びつけて学びます。反応の順序だけでなく、操作によって何が変わるかを図に書き込み、講師が推論の抜けを補います。
- 細胞内小器官と物質輸送
- DNA・RNA・タンパク質の関係
- シグナル伝達と実験データ
授業では、自分で思い出す、図にする、問いに答える時間を設けます。講師と考え方を確かめ、説明しきれなかった部分を学び直してから、条件を変えた問題に取り組みます。
細胞・分子生物学で学ぶ主な内容
膜と細胞内輸送
細胞膜、小器官、膜輸送、タンパク質の仕分けと輸送を学びます。どこで作られ、どの経路を通り、どこで働くかを追います。
DNA・RNA・タンパク質
DNA複製と修復、転写、RNAの加工、翻訳、遺伝子発現の調節を学びます。各段階の役割と、変化が後の段階へ与える影響を考えます。
シグナル伝達と細胞周期
受容体、細胞内シグナル、細胞周期、細胞死を学びます。刺激を受けてから細胞の反応が変わるまでを、順序と調節の両面から説明します。
実験結果の読み取り
電気泳動、PCR、タンパク質の検出、顕微鏡観察など、授業で扱う実験の目的を学びます。何を測っているか、対照との違いから何が言えるかを考えます。
考えて、説明して、解いて学ぶ。
知識を思い出す練習と、その知識を使って考える練習を組み合わせます。解答だけでなく、そこに至る理由も講師と一緒に確かめます。
経路を再現する
分泌タンパク質の合成から細胞外への輸送までを描き、各小器官の役割を説明します。途中が止まった場合の変化も考えます。
操作の結果を予測する
遺伝子や受容体の働きを変える実験を題材に、変化する指標を予測します。予測の根拠を述べてから、図表の結果と比べます。
実験から言えることを分ける
対照群と実験群を比べ、観察された事実と、その解釈を区別します。一つの結果から断定できないことや、追加で調べたいことも説明します。
口頭試験と応用問題で、理解を確かめる。
英語で説明し、追加質問に答える
遺伝子発現を題材に、転写・RNAの加工・翻訳を英語で説明します。「この段階が阻害されたらどうなるか」「それをどう調べるか」という追加質問にも答え、用語と仕組みをつなげます。
知識をつなげて、問題を考える
受容体や細胞内輸送の変化を題材に、実験結果から細胞の働きを考えます。対照との違いを根拠に説明し、結果だけでは決められない点も整理します。
上記は授業での学び方の例です。解説は日本語または英語で行い、口頭試験の練習では大学で使う英語の用語・表現も身につけます。
こんな問いに、自分の言葉で答えます。
- この実験では何を変え、何を測っていますか。
- この段階が働かないと、次の段階にどう影響しますか。
- 実験結果が示すことと、まだ分からないことを分けられますか。
授業や試験について、
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講義の復習、試験までの予定、留学生活の不安。現在の状況を伺い、必要な授業と相談の進め方をご案内します。
