免疫学 / Immunology
自然免疫と獲得免疫、過敏反応、免疫不全を、細胞・分子の働きから整理します。
Immunology / 免疫学の例題
英語の設問に答え、日本語・英語の解説で考え方を確認。
MIRUNOTE作成のオリジナル問題。
例題の解答・解説を読む
解き終わった問題の復習や、理由を確かめたいときに。各項目を開くと、設問・解答・解説・参考資料をまとめて読めます。
1. 抗原提示 — 解答・解説
A virus-infected nucleated cell presents an intracellular viral peptide to a CD8 T cell. Which molecule normally presents this peptide?
- MHC class II
- IgE
- MHC class I
- C3b
- Histamine
正解:C. MHC class I
日本語の解説
MHCクラスIは細胞内由来のペプチドを提示し、CD8 T細胞による認識に関わる。核を持つ細胞の感染を監視する仕組み。
ほかの選択肢を確かめる
MHCクラスIIは主に抗原提示細胞でCD4 T細胞に提示する。IgEは抗体、C3bは補体成分、ヒスタミンは炎症メディエーター。
Explanation
MHC class I presents intracellularly derived peptides to CD8 T cells. This pathway allows immune surveillance of infected nucleated cells.
MHC class II mainly presents peptides to CD4 T cells on antigen-presenting cells. IgE is an antibody, C3b is a complement component, and histamine is an inflammatory mediator.
復習に使う資料
例題で練習する ↑2. 抗体の産生 — 解答・解説
Which differentiated cell is specialized for secreting large amounts of antibody?
- Plasma cell
- Neutrophil
- Erythrocyte
- Cytotoxic T cell
正解:A. Plasma cell
日本語の解説
形質細胞は活性化したB細胞から分化し、抗体を分泌する。抗原を認識する細胞と、抗体を大量に分泌する段階を区別する。
ほかの選択肢を確かめる
好中球は食作用などを担い、赤血球はガス輸送、細胞傷害性T細胞は標的細胞の傷害に関わる。これらは抗体分泌細胞ではない。
Explanation
Plasma cells differentiate from activated B cells and specialize in secreting antibodies. They represent the antibody-secreting stage of B-cell differentiation.
Neutrophils participate in phagocytosis and other innate defences. Erythrocytes transport respiratory gases, and cytotoxic T cells kill target cells. These are not antibody-secreting cells.
復習に使う資料
例題で練習する ↑学んだ内容を、自分で説明する。
反応を担う細胞・分子と、反応が起きる場所や時間を対応させます。講師が似た反応を比較し、名称だけでは区別できない部分を解説します。
- 免疫細胞と抗原提示
- 抗体・サイトカイン
- 過敏反応・免疫不全
授業では、自分で思い出す、図にする、問いに答える時間を設けます。講師と考え方を確かめ、説明しきれなかった部分を学び直してから、条件を変えた問題に取り組みます。
免疫学で学ぶ主な内容
自然免疫と炎症
バリア、食細胞、自然免疫の受容体、補体、炎症反応を学びます。感染の初期に、どの細胞や分子がどこで働くかを整理します。
抗原提示とT細胞
抗原処理、MHC、共刺激、T細胞の分化と働きを学びます。抗原を認識する段階と、その後の反応を区別して説明します。
B細胞・抗体・免疫記憶
B細胞の活性化、抗体の種類、クラススイッチ、免疫記憶を学びます。初回と再度の反応の違いを、グラフや細胞の働きで考えます。
過敏反応・自己免疫・免疫不全
免疫が過剰に働く場合、自分に反応する場合、十分に働かない場合を比較します。名称と疾患例だけでなく、関わる細胞・分子から仕組みを理解します。
考えて、説明して、解いて学ぶ。
知識を思い出す練習と、その知識を使って考える練習を組み合わせます。解答だけでなく、そこに至る理由も講師と一緒に確かめます。
細胞のやり取りを描く
抗原提示細胞、T細胞、B細胞などを図で結び、情報がどう伝わるかを説明します。場所と時間の変化も図へ書き込みます。
反応を比較する
過敏反応などを、起点、細胞、抗体、組織傷害の仕組みで比較します。具体例を分類し、その理由を自分の言葉で答えます。
欠けた働きを考える
感染歴や検査情報をもとに、免疫のどの働きが関係するかを考えます。正常な反応の図に戻り、起こる変化を説明します。
口頭試験と応用問題で、理解を確かめる。
英語で説明し、追加質問に答える
抗原提示を題材に、どの細胞が、どの分子を介して反応を起こすかを英語で説明します。提示される抗原や反応の場が変わったときにも、細胞間の関係を組み立て直します。
知識をつなげて、問題を考える
感染歴や検査所見をもとに、自然免疫・細胞性免疫・抗体の反応のどこが関わるかを考えます。正常な仕組みに戻って、各選択肢を支持する所見と合わない所見を比べます。
上記は授業での学び方の例です。解説は日本語または英語で行い、口頭試験の練習では大学で使う英語の用語・表現も身につけます。
こんな問いに、自分の言葉で答えます。
- この反応を始める細胞と、実際に作用する細胞は何ですか。
- 自然免疫と獲得免疫は、この場面でどうつながりますか。
- この分子の働きが低下すると、どの反応に影響しますか。
授業や試験について、
30分の無料カウンセリングでご相談ください。
講義の復習、試験までの予定、留学生活の不安。現在の状況を伺い、必要な授業と相談の進め方をご案内します。
